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地域一番店推進室

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地域一番店推進室

働きがいを高め、
「人が貯まる会社」をつくる。
地域一番店推進室の
プロジェクトストーリー

従業員の働きがい向上や会社の理念浸透などを目的として、2022年4月に発足した地域一番店推進室。

今回は、この部署のプロジェクトストーリーをご紹介します。さまざまな取り組みを行っている同部署で、室長の寺田さん、「1店舗1店長プロジェクト」を推進する増子さん、「社内報プロジェクト」を担当する栗栖さんに、取り組みの内容やどんなことを目指しているのかをお聞きしました。

さまざまな経験を持つメンバーが集まり新規で部署を立ち上げ

まずは皆さんのご入社の経緯と、
地域一番店推進室に配属になるまでのご経歴を教えてください。

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寺田さん:

前職は居酒屋チェーンで勤務をしていました。結婚を期に昼中心の仕事に変えたいと思い転職をし、現在で入社16年目になります。入社後は丸亀製麺店長からキャリアをスタートし、本庄軒店長、営業サポート課の課長、海外事業部を経験後、グループ会社の社長を経て、丸亀製麺の山口社長から声をかけてもらい地域一番店推進室の立ち上げを担うことになりました。ちょうど新しいチャレンジをしたいと思っていたところだったので、「今、丸亀製麺が進化を遂げる時期」という社長の言葉にワクワクしたことを覚えています。
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増子さん:

入社前は大手スーパーマーケットの惣菜コーナーで8年ほど勤務していました。丸亀製麺のある店舗に客として行った時に、できたて調理やお客様と近いお店のつくりに共感し、ここで働きたいと思って応募したのが入社のきっかけです。入社後は4年間営業部で店長やSVを経験し、営業サポート課に異動、その後寺田さんが海外に行ったタイミングで後を引き継ぎ10年ほどは本社で、全店舗共通の仕組みの導入などの業務支援系の仕事を担ってきました。そして今回、地域一番店推進室立ち上げの際に声をかけていただき、異動してきたという経緯になります。
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栗栖さん:

私は2020年に大学卒業後、新卒で入社しました。入社を決めたのは、トリドールホールディングスの企業説明会に参加した際に、新卒でも成長させてくれる会社というメッセージに惹かれたこと。また人事の方がとてもフレンドリーで親切で社風が表れていると思ったことが理由です。入社後は丸亀製麺の店舗に配属となり、店長補佐として勤務をしたり、新店立ち上げ企画に手を挙げて参画したりと、まさに成長できる環境で伸び伸び働いていました。地域一番店推進室への異動については、当時の上長が社長と話をした時に社内報を作りたいという話が出て、私を推薦してくださったという経緯です。入社2年目の冬のことでした。

地域一番店推進室の体制や役割について教えてください。

寺田さん:

プロジェクトとしては以前から動いていましたが、正式に部署として発足したのは2022年4月です。現在14名の社員が在籍しています。部署の役割としては大きく2つです。一つ目は、業務の効率化と教育の仕組みを作ることで働きがいを高めていくこと。二つ目は、丸亀製麺が大事にしていきたいものを現場に届けていくという、理念の共有。人事部とも共働し、それらを実現するための制度に落とし込むところまでをミッションとしています。いろいろな施策を検討中ですが、働きがい向上に関しては「1店舗1店長プロジェクト」、理念共有に関しては「社内報プロジェクト」が現在進行中です。それぞれ複数人で進めていますが、今日来ている中では私と増子さんが主に1店舗1店長プロジェクトを、栗栖さんが社内報プロジェクトに取り組んでいます。
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人や組織にアプローチすることで、従業員の働きがいを高める

それぞれのプロジェクトについて詳しくお聞かせいただけますか。

寺田さん:

これまで1人の店長が複数店舗を管理するという仕組みで運営してきましたが、これからは1人の店長が1つの店舗を見るという体制を作ることで、店舗スタッフや店長自身のライフワークバランスの向上、労務管理の適正化を目指しています。1人の店長が2~3店舗を見ていると管理業務が主となってしまい、お客様と関わる時間や従業員との対話の時間がなかなかとれなくなってしまうので、そうした時間を確保することで従業員満足度やサービス品質の向上につなげる狙いもあります。

増子さん:

私も同じミッションを担っていて、寺田さんが室長、私が補佐として動いています。また、会社の理念共有は栗栖さんが推進しているというイメージです。

栗栖さん:

はい。私の役割として担当している社内報チームでは「丸亀製麺新聞」という社内報を月に2回配信しており、社長の想いを伝えるインタビュー記事や、全国の店舗を紹介するコンテンツなどを載せています。毎月5店舗を社長表彰しているので、それに合わせて沖縄から北海道まで取材に行っています。紙媒体とデジタル媒体で発行しており、内容はどちらも同じです。デジタル化の時代ですが、温かみのある紙媒体での発信にもこだわり、店舗に配布しています。

配属が決まった時はどんなお気持ちでしたか?

寺田さん:

私自身は営業メインの経歴なので人事領域は専門ではなく、部署立ち上げの話をもらった時は不安もありました。一方で、 人が好きなので、そこに注力・特化して仕事ができるのは楽しみでもありました。

増子さん:

私はこれまで本社側で作った仕組みを現場に導入する仕事をしてきましたが、本社でやろうとしていることが店舗ではなかなかうまくいかないということが時々ありました。その原因として、店舗の組織体制に課題があるのではと感じていました。事業が急成長してきた半面、教育が行き届いていなかったり、業務負担が大きく新しいことを受け入れる余裕がなかったり、と。そこで、今回の1店舗1店長プロジェクトはその課題を根本的に解決できるのではという期待があったので、これはぜひ私自身も取り組みたいと思いました。

栗栖さん:

私は店舗で働いていた時から、丸亀製麺の全店舗を同じくらい高い接客レベルにしたいという思いがありました。料理の美味しさはマニュアルがあるので当たり前のことですが、スタッフの接客や笑顔で美味しさがさらに増すと思うんです。社内報の仕事は全く経験がありませんでしたが、そうした自分の想いの実現に向けて取り組めると思ったので、頑張りたいという気持ちになりました。
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プロジェクトを推進するにあたって、大変だったことはありますか?

寺田さん:

この取り組みを始めるにあたって、店長からは「担当店舗が減ることによって給料が下がったり昇給が遠ざかったりするのではないか」といった不安の声や、事業の利益を心配する声もありました。でも、実はそれは違うんです。これまで店長の負担が大きくキャパオーバーが発生してしまい、それが離職につながることもあったので、1店舗1店長プロジェクトにより本来の店長業務に注力でき、働きがいも向上します。会社全体としても、離職率が減れば、採用コストや教育コストも減り、結果的に利益につながるんです。だから、「店長の待遇が変わることもありません」という話を丁寧にして、店長たちの不安を解消していきました。

栗栖さん:

社内報を始めて約1年になりますが、最初は「何それ?」「読んでも意味がない」といった反応をいただくこともあったんです。店舗に取材に行った時に「ぜひ読んでください!」とアピールするなど、地道な啓蒙活動をすることで少しずつ読者が増え、今では「いつも読んでます」「役立っています」「載るのが嬉しいです」といった前向きな意見も多くいただけるようになりました。もちろん内容にもこだわっていて、ただの情報誌にはしたくないと思ってやっています。取り扱う情報自体は本社から送られるメールなどを見ればわかることなので、それと同じであれば意味がないと思います。社内報に載っている社長や従業員の想いやこだわりなどをメインに、情報だけでは見えないところにこだわりたいですね。私自身、店舗スタッフとしての目線もまだ持っているので、従業員さんが何が知りたいかを意識しながら情報発信することを心がけています。
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プロジェクトにかけるそれぞれの想い

成果としてはいかがでしょうか?

寺田さん:

1人のSVが見る店舗を5店舗にするという取り組みも並行して行っているので、そちらも含めるとまだ10数パーセントの進捗率ですが、1店舗1店長の体制は約半数の店舗で実現しています。お店づくりについて話し合う店舗ミーティングの実施や、パートナーさんと一対一との面談の時間がとれるようになった、などの成果が出始めています。

増子さん:

まだ日が浅いので(※取材時は2022年秋)成果としてはこれからではありますが、店長がお客様との対話はもちろん、従業員との対話の時間がとれるようになってきたことは大きな変化だと思いますね。スタッフ同士のつながりや連携が非常に上手くいっていると私が感じる店舗が大阪にあるのですが、この1店舗1店長プロジェクトは全国各地にそうしたお店を増やしていくことにつながると思っています

栗栖さん:

社内報に関しては、先ほどお話したとおり読んでくれている方が増えたことが現時点での成果だと思っています。ただ実際に活動を始めてみて、まだまだ必要な情報が行き届いていないと感じることもあります。せっかく良い会社なのに知らないなんてもったいないので、丸亀製麺新聞をもっと多くの方に読んでもらえるように、さらに取り組んでいきたいです。

皆さんの今後の目標を教えてください。

寺田さん:

「人が貯まる会社にすること」がこの部署の目的。ブランド価値を信じて入社してきてくれた人たちが、辞めずに長く働いてくれることを目指したいです。1店舗1店長プロジェクトはその第一歩で、個人的にはそれが達成できたらまた次の挑戦に進みたいですね。飽き性なので(笑)。

増子さん:

まずは1店舗1店長プロジェクトを推進していくこと、その結果として、人が辞めない・働き続けたくなる会社をつくることですね。まだ時間がかかるので、今はそこに集中してやっていきたいです。今後は、店長に権限や裁量を与えていくことで、より働きがいを高めていくことに取り組んでいきたいと思っています。自分が考えたことをやって成果が出たらやりがいに結びつくと思うのですが、その要素が今の組織をみたときに少し足りないかなと正直思っています。そこを改善することで、店長だけでなく一般社員もやりがいをもって働けるようにしていきたいです。

栗栖さん:

私が目指すのは、「丸亀製麺が好き」という従業員さんをもっともっと増やすことです。私自身も店舗にいた時は、会社の事情など知らないことも多かったですが、地域一番店推進室に来てからは社長や部長と接することも多くなり、丸亀製麺という会社をより身近にリアルに感じられるようになりました。私が「知れてよかった」と思うことは、他の従業員も絶対知りたいことだと思うんです。それを私たちが社内報という形にして表現することで、みんなが同じ思いになれるようにしたいですね。

最後に、丸亀製麺への入社を考えている求職者の方にメッセージをお願いします。

寺田さん:

やりたいことがある方にはとても良い会社だと思います!それを実現できる環境があります。

増子さん:

お客様からの「ありがとう」は働く人にとってモチベーションにつながりますし、言われたきっかけが自分で仕掛けたものであればより嬉しいですよね。丸亀製麺はやりたいことをやらせてくれる自由な社風なので、そこで挑戦して成果を感じられるのは大きなやりがいだと思います。国内外含めてまだまだ成長できる会社だと思うので、自分からチャンスを取りにいくことができる環境です。

栗栖さん:

飲食の仕事に限らず幅広くいろんなことをしたい人には合っている会社だと思います。私も入社時は社内報を作る仕事をするなんて思ってもいませんでしたし(笑)。日々の仕事においても、やりたいことがあった時に上長に意見を出せば、「まずやってみれば」とやらせてくれ、失敗したときにはどう改善していけるかを一緒に考えてくれる文化があるので、まさにお二人がおっしゃっているとおり、挑戦したい人には向いていると思います!

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